当会の運営に対する指摘について

2023年11月18日

皆さまへ

沖縄を再び戦場にさせない県民の会

当会の運営に対する指摘について

 FacebookなどのSNSにおいて当会の運営に対する様々な指摘が出ており、当会としての見解をお伝え致します。

① 当会が一部使用しているロゴとキャッチフレーズが宗教団体が使用しているものと同様であるという指摘について

 県民の会が一部使用しているロゴ(2.26集会チラシで使用)とキャッチフレーズ「 Love for the Homeland is Love for the World」(当会オリジナルTシャツ・ステッカー)が、 ある宗教団体が使用しているものと同様であるという指摘があります。このロゴ並びにキャッチフレーズは、運営メンバーの提案で使用が決まりました。その時の当該メンバーの提案理由は、知人に紹介され、ロゴの平和のメッセージ性に共感したというものでした。その時点ではその知人から当該メンバーに対してこのロゴが宗教団体が使用しているものであるとの説明はありませんでした。また、当該メンバーによれば、知人からは使用に許可はいらない、自由に使っていいと説明を受けたということだったので、運営委員会において使用が承認されました。実際に、このロゴをダウンロードできるHPには宗教団体の使用しているロゴだとの説明はなく、「画像のダウンロードは個人使用の範囲内で自由です」との記載がありました。
 しかし、ロゴの使用を決定する前に、県民の会としてロゴの出典をきちんと確認すべきでしたし、SNS上で指摘されるまで、特定の宗教団体が使用しているロゴと同様のデザインであると気づくことができなかったのは、県民の会の運営として事前のチェック機能が不十分であったことが原因です。今回の件は深く反省し、今後このような場面において慎重な検証を重ねる所存です。県民の会に賛同していただいている皆さんにも多大なるご迷惑をおかけしてしまったことを心からお詫び申し上げます。
 また、特定の宗教団体と同様のロゴやキャッチフレーズを使用することで県民の会が当該宗教の布教を担ってしまうことは県民の会の本意ではありません。実際に県民の会にも多くの不安の声が寄せられています。混乱をまねく恐れがあることから、販売予定であった、キャッチフレーズ入りのTシャツとステッカーについても販売を中止することとしました。今後、指摘のあったキャッチフレーズやロゴの使用を一切控えることとします。

② 当会運営メンバーの一人がマルチ商法に関わっているのではないかという指摘について

 当該メンバー本人からは、2021年以降、マルチ商法のビジネス活動は一切していないことの証言を得ており、また、当該メンバー自身がこれまで県民の会の活動において、特定商品の勧誘や販売などを行っていた事実もありません。県民の会としましても、当会の活動の場が特定のビジネスを広める場では決して無いことを明確に宣言します。

③ まとめ

 県民の会は「二度と戦争をさせない」という想いで集まっており、賛同する個人や団体は多様なバックグラウンドを持っています。考え方や意見に違いはあったとしても、むしろ、様々な経験や知見を持った多様な人々が集まることによってこそ、平和をつくる大きな力になると考えます。
 昨年12月の準備会の段階から今日まで、賛同団体の皆様や協力団体の皆様と力を合わせて運動を組み立てて参りました。足りない部分も多々あるかとは思いますが、ご指摘を受けた件は真摯に反省し、今後も上記の信念を持って活動して参ります。

沖縄を再び戦場にさせない県民の会
共同代表 瑞慶覧 長敏 具志堅 隆松
事務局長 山城 博治